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事例

Joomlaに埋もれた資料を取り出す

ジャパニーズ・クリスチャン・フェローシップ・ネットワーク · jcfn.org

ページ送りのJoomlaサイトに閉じ込められていた長年の会報と報告書を、1秒以内で開くページとして作り直しました。

課題

JCFNのサイトはJoomlaで動いていました。本当に価値のある部分、つまり長年の代表主事レター、年次報告、会報は、一度に10件しか表示されずフォームでページ送りする一覧の奥に埋もれていました。そのため2ページ目以降はリンクからも検索エンジンからも辿り着けません。トップページは8メガバイト近くを読み込み、その間ずっと表示が動いていました。

行ったこと

1ページ目だけでなく資料全体を取得し、静的ページとして作り直して、会報や報告書のすべてに固定のURLを与えました。大切な内容を前面に出し、読み込み中に表示が動くこともなくなりました。

結果

新しいトップページは1メガバイトを大きく下回り、1秒とかからず表示され、アクセシビリティは満点になりました。ただしまだ公開はされていません。jcfn.orgは現在もJoomla版を配信しており、切り替えの前に資料の保管先を用意する必要があります。

制作前と制作後

トップページ

公開中のJoomla版jcfn.orgの日本語トップページ。項目の詰まったナビゲーションの下に、冊子の写真が大きく切り替わり、SNSのボタンが本文に重なっている。
前 — 説明があるべき場所に写真の切り替え
作り直したJCFNの日本語トップページ。団体名と目的が読みやすい書体で示され、働きの要約と、最新の代表主事レター・会報の一覧が並んでいる。
後 — 働きの内容と資料を前面に

代表主事レターの一覧

公開中のJoomla版、代表主事レターのページ。作成者と参照数の列を持つ表に10件だけが並び、表示件数を10件に制限する選択欄がある。
前 — 1ページ10件、残りはフォームの奥
作り直した代表主事レターのページ。139件という総数が示され、年ごとの見出しの下に全件がリンクとして並んでいる。
後 — 139件すべてを年ごとに

資料のダウンロード

公開中のJoomla版、資料のページ。ダウンロード管理の画面に2つの分類がフォルダとして並び、下位分類と件数だけが添えられている。下部には「Powered by jDownloads」の表示。
前 — 入れ子のフォルダ、名前ではなく件数
作り直した資料のページ。すべての資料が名前付きの直接リンクとして1ページに並んでいる。
後 — すべて名前付きで1クリック

利用者にとって変わったこと

Joomlaに埋もれた資料を取り出す
項目変化
資料への到達1ページ10件、フォームでページ送り全件に固定のURLすべて到達可能に
検索での発見2ページ目以降は検索対象外全ページがリンクできる実在のURL検索対象に
読み込み中の表示読んでいる最中に内容が動く動かない安定
コンテンツの取り出しJoomlaのデータベース内バージョン管理された通常のファイル持ち出し可能に

計測した変化

Joomlaに埋もれた資料を取り出す
指標変化
パフォーマンススコア5499+45 ポイント
アクセシビリティスコア72100+28 ポイント
最初の描画 (FCP)2.6 s0.8 s−69%
主要素の表示 (LCP)9.2 s0.8 s−91%
レイアウトのずれ (CLS)0.2820.000−100%
ページ容量7,903 KiB7 KiB−100%
計測日
2026年8月5日
計測方法
モバイル版Lighthouseで、通信速度を模擬的に制限して計測。対象はトップページです。パフォーマンスの数値は3回計測した中央値、アクセシビリティとSEOは結果が一定のため1回の計測値です。
注意点
「前」は公開中のJoomlaサイト、「後」は確認用サーバー上の新サイトです。SEOスコアは掲載していません。公開中のサイトと競合しないよう、新サイトは公開まで意図的に検索エンジンから隠しているため、Lighthouseではその項目が不合格として扱われるからです。